はじめて私が「司法書士」の世界に軸足を向けたころ。 ベルリンにはまだ壁がそびえ、消費税は3%でした。 そしていま。世紀が変わり、政権も変わりました。 この地で開業してはや22年の月日が流れようと しています。業務を通じて、数多くの顧客との 出会いを積み重ね、さまざまな人生の節目に 立ち会い、いくつもの会社の船出や舵取りを サポートしてまいりました。得難い経験の 数々を刻んで過ぎてきた月日。歳月の重みを 感じないではいられません。
でも、逆からいえば、まだ「22年」です。 本当にこの仕事を天職としてまっとうするためには、 これから積み重ねていく時間こそが大切なのだと思うと、 気持ちがきりりと引き締まります。今日、そして明日、出会う ことになる新たなご依頼やご相談に対して、専門家としてなにを 提供していくことができるのか。日々、考え続けていかなければ、と思います。 |